マッキントッシュ アンプ

マッキントッシュC29、C32、C34Vの違い

マッキントッシュ MC7270、MC2500 MC2205 MC2255に合わせるために、C29、C32、C34Vを検討されるお客様が多いですが、これらのアンプの機能、特徴をまとめました。

マッキントッシュ C29、C32、C34Vの特徴

phono入力
C29: 2系統 カートリッジを聞き比べるなら2系統ないと不便。
C32: 2系統 カートリッジを聞き比べるなら2系統ないと不便。
C34V: 1系統

INPUT SELECTOR
C29: ロータリースイッチ 機械接点 将来ガリがでる可能性
C32: トランジスタとICによる電子スイッチ
C34V: FETによる電子スイッチ

ヘッドフォン出力
C29: パワーIC
C32: ?Wのモニターアンプ(普通のパワーアンプのような回路)
C34V: 20Wのモニターアンプ(普通のパワーアンプのような回路)

トーンコントロール
C29: TREBLE BASS
C32: EQUALIZER 30-150-500-1500-10k
C34V: EQUALIZER 30-150-500-1500-10k

スピーカー切り替え
C29: 別売リレーが必用
C32: パワーアンプを切り替え
C34V: パワーアンプを切り替え
(ヘッドフォンを使う際にパワーアンプを切るのに便利)

録音
C29: MAIN出力とTAPE出力は同じソース
C32: LISTEN系とRECORD系はINPUT SELECTORが別
C34V: LISTEN系とRECORD系はINPUT SELECTORが別

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“マッキントッシュC29、C32、C34Vの違い” への2件のフィードバック

  1. mac32 より:

    掲示板に書き込みましたが、消えてしまいましたので申し訳ありませんが、こちらに書かせていただきます。
    C32以降のプリアンプではEQアウトにすると周波数レスポンスが10~10万hzになると、マニュアルにあります。当時のスピーカーの帯域は20~2万hzなので10~10万hzの周波数特性は無意味ではないかと思いますが、これはどのような目的があってのことなのでしょうか。

    • ヴィンテージオーディオ堂 より:

      アンプの設計でゲインを20khzで落とす設計は難しいように思います。またスピーカーのゲインも20khzで落ちるので相互作用でおかしな特性になるかもしれません。
      アンプで周波数特性に余裕を持たせることで、高い周波数の音も忠実に鳴らせるように思います。

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