マッキントッシュのアンプのトランジスターの劣化
ヴィンテージオーディオ堂では、将来的に劣化するパーツの交換、あるいは劣化する箇所の手入れを実施しております。
トランジスタなどの半導体をまとめて交換されたマッキントッシュのアンプを目にすることがありますが、マッキントッシュのアンプの価値が大きく下がります。
⇒マッキントッシュのアンプ 良い個体の選び方はこちらのページを参照
トランジスタなどの半導体の故障は初期故障が多く、定格内の使用では経年劣化の故障は考えにくいように思います。
実際に故障するのは偶発的なものが多くなるので、予防的に交換する意味はあまりありません。
C28やMC2255などのアンプの測定試験を日常的に行っておりますが、
当社でオーバーホールを実施したアンプ(トランジスターはオリジナルのまま)の試験結果は良好なものが多いです。
予防交換の意味があるとすれば、
狭い棚や埃がたまって通気が悪い状態で使用されてこられた個体である場合
回路の設計やパーツの配置に無理がある機種の場合
アンプが高温になった等の定格を超えたことが疑われるような場合
かと思います。
ヴィンテージオーディオ堂は、マッキントッシュのアンプの機種ごとの弱点や特徴に関しての知識がありますが、個別のアンプのコンディションはしっかりと時間をかけて状態を把握します。むやみに半導体を交換することはありません。
トランジスターの交換が必要な場合は、マッキントッシュ社の純正品(未使用品)を用います。
読んでいただいたご感想やご質問など下のフォームから気軽にお寄せ下さい。ヴィンテージオーディオ堂からこちらへの書き込み、あるいはEメールにて返答いたします。
方法は簡単です。名前(ニックネーム)とコメントを入力し送信ボタンをクリックしていただくだけです。
コメントを残す