マッキントッシュ アンプの梱包方法
お客様にお送りした梱包セットにアンプが梱包されこちらに届いた状態です。
お送りしたダンボールは、新品の表面が固い特注品ですが、ダンボールの表面に大きな傷がついています。
輸送中に重量のあるダンボールが横からぶつかったか何かあったと推測されますが、
中のアンプは傷一つついていません。
マッキントッシュのアンプはガラスが割れる事故がありますが、
適切に梱包を行えば、輸送中に何かあったとしても、アンプは無事に届きます。
アンプに合った適切な通い箱をお届けします
こちらにマッキントッシュ アンプとCDプレイヤーのオリジナルボックスが複数種類ありますので、
お送りいただくアンプに適切なものを通い箱としてお届けします。
(有料のサービスです。)
①ダブルボックス構造で、内側の箱は四隅のクッション材で上下が挟み込まれており、内箱は宙に浮いている状態で上下左右から衝撃を受けない構造です
また、とても強度の強く品質のよい段ボールです
そちらで梱包していただく際は、内箱にアンプを梱包した後に、四隅のクッション材を内箱に挟み、外箱内に収納することになりますが、
作業に2人以上の人員が必要です
②1人で梱包される場合は、四隅のクッション材を使わないで済むように梱包方法をアレンジした通い箱と緩衝材をお届けいたします
③お送りいただくアンプに適切なマッキントッシュ社製のボックスがない場合は、特注の段ボールと梱包資材をお送りいたします。
このように準備した通い箱一式をお送りいたします
当社では、二重構造の表面がかたいダンボール箱を使用します。
ダンボール底面には、厚手で粘着力の強いテープを使用します。
特に重量のあるアンプは、底抜けしないようにします。
底面中央部分に重量がかかるので、中央部分を中心にテープで留めます。
底からの振動に備え、ダンボールの底面に厚さ5センチから10センチ程度新聞紙を敷き詰めます。
新聞紙は固く丸めた状態にします。
重量のあるアンプを乗せる場合は沈みこむことを考慮し、余分に厚く詰めます。
新聞紙を敷き詰めた上には、ダンボール板を載せます。なるべく厚手のダンボールを使用します。
重量のあるアンプの場合は、ダンボール板の下にベニヤ板を置きます。
アンプのフットがダンボール板を突き通すことを防ぎます。
ダンボール板を乗せた後の写真です。中でアンプが傾かないよう平らになるように設置します。
アンプのラッピングに移ります。
アンプに傷がつかないように、エアーキャップで巻きます。
重量のあるアンプの場合は、エアーキャップを2重にします。
エアーキャップに切れ目をいれ、アンプの電源コードを出します。
前面も覆い、後ろから覆っているエアキャップとあわせてテープで留めます。
サイドのエアーキャップを折り、側面を覆います。
もう片側のエアーキャップも折り、両サイドのエアーキャップをあわせてテープで留めます。
電源ケーブルをエアーキャップで巻きます。
コードにある程度の余裕を持たせます。
電源ケーブルが圧迫されることを避けるために、アンプの上に置きテープで固定します。
アンプをダンボールの中央に設置します。
ガラスパネル面は、ダンボール壁から5センチ程度離します。
アンプの後部には、プラスチック製のパーツが取り付けられている機種もありますので、
こちらもダンボール壁から5センチ程度離します。
厚手でかたさのあるダンボール板でガラス面を保護します。
ダンボールの内部にダンボール板を入れることで、外部からの衝撃がアンプに伝わることを防ぎます。
同様の板を後面にも置き、デリケートなプラステックパーツに衝撃がかからないようにします。
エアーキャップを複数枚重ねたものなどを緩衝材として用い、ダンボールとアンプの隙間を埋めます。
ダンボールが左右に揺さぶられても、アンプが大きく動かない程度に緩衝材を詰めます。
アンプの上の空間は5センチから10センチ程度あけます。
大型のダンボール箱は、輸送過程で上に他の荷物が載せられることが予想されます。
アンプの上の5センチから10センチの空間は緩衝材で埋めます。
輸送過程で他のダンボールが乗せられ、ダンボールの角を立てられるても大丈夫なように、
厚手のダンボールを緩衝材の上におきます。ここでは、ダンボールを複数重ねたものを使用しています。
梱包後は、ダンボールの上面に分かりやすい注意書きを貼り付けます。