マッキントッシュ アンプ

MA6900をパワーアンプ、プリアンプとして使う

マッキントッシュ MA6900をご購入いただいたお客様より、MA6900の使い方に関して、お問い合わせをいただきました。

お客様からのお問い合わせ内容

先日プリアンプを購入し、ここ数ヶ月の間、MA6900はパワーアンプ部分のみ鳴らしておりました。
その際に添付のパーツを取り外したような記憶があるのです
今回改めてプリメインアンプとして使用したいと考えておりまして、
添付のパーツをどのように接続すれば良いのか教えていただければと思っております。
添付のパーツはプリアンプを止めてパワーアンプを使用する際に必要となるものでしょうか。

マッキントッシュ MA6900ジャンパーピン

こちらからの返信内容

ご購入いただきましたMA6900が順調に稼働しているようで何よりです。
MA6900は発熱に弱い機種ですので、放熱の確保が大切になります。窓際などの直射日光を避けて、放熱性にも注意して、引き続きお使いいただけたらと思います。

いただいたご質問に関しまして、
MA6900は、プリアンプとパワーアンプを分けて使うことができます。
その際にお送りいただいた写真にありますピン(ジャンパーピン)を外します。

・MA6900をプリメインアンプとして使う場合は、MA6900のジャンパーピンを写真の通り接続してください。
接続を間違うとMA6900の故障の恐れがあります。

マッキントッシュ MA6900ジャンパーピン

MA6900をプリアンプとして使う場合とパワーアンプとして使う場合もこの際にご説明します。
・MA6900のパワーアンプを使い、他のプリアンプを使う場合は、他のプリアンプのOUTPUTからMA6900のPOWER AMP INに接続します。この場合はMA6900のパワーアンプはGAINが効かないので、事前にプリアンプのヴォリュームを絞る必要があります。また、プリとパワーアンプの出力感度が合っているかの確認が必要です。

・MA6900のプリアンプを使い、他のパワーアンプを使う場合は、MA6900のOUTPUTS1 またはOUTPUTS2から他のパワーアンプのINPUTSに接続します。そして、MA6900のフロントパネルのOUTPUT1 またはOUTPUT2をセレクトします。
MA6900のPOWER AMP INにはショートピンを差します。POWER AMP INの端子からノイズが入ることを防ぎます。
MA6900のスピーカー端子には、念のために抵抗を接続しておくと安心できますが、普通は抵抗を接続しなくても問題ありません。

MA6900に他のパワーアンプを接続して聞き比べ

MA6900のジャンパーピンは接続し、MA6900のOUTPUTSから別のパワーアンプに接続すれば、
フロントパネルのスピーカー1,2のON/OFFにより、聞き比べができます。
スピーカーを2ペア用意すれば、2つのシステムを楽しむことができます。

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