マッキントッシュ アンプ

マッキントッシュ MC275 ご質問

Share on Facebook0Tweet about this on Twitter0Share on Google+0

マッキントッシュ MC275をご愛用のお客様からいただいたご質問内容です。

バイアスと云う言葉を聞きますが、
2本のバイアスがそろっていればその数値が幾つであっても良いのでしょうか。
モノラルで使うと4本のバイアスが揃っていないと壊れるのでしょうか。



真空管は一般的にはカソードに対してコントロールグリッドの電圧が
マイナスの領域で動作させます。
このためアンプの回路でコントロールグリッドに与える一定のマイナス電圧のことを
バイアスと言います。このバイアスの電圧を中心に交流の音楽信号を乗せて、
真空管に流れる電流をコントロールすることで増幅を行います。
ということで、バイアスというのは真空管の特性ではありません。

一般に管球式のプッシュプルアンプの場合、2本の真空管のバイアスを個別に
調節してプレート電流を所定の値に合わせるようにします。
2本のプレート電流が一致していると出力トランスに流れる電流による磁化が
打ち消しあいます。電流が違っていると出力トランスが直流磁化して特性が
低下します。
マッキントッシュ MC275の場合、出力トランスのカソードフィードバック巻き線を使用するなどして
バイアス調節を省略できるように設計されています。
とはいえ2本の真空管の特性があっていないと、プッシュプルによって打ち消されるはずの
高調波歪が打ち消されずに歪み率が悪化する可能性があります。

4本の特性が合っているほうがよいかと思ったのは、2つのchの出力に差が出ると
出力の大きいほうだけが働いて、2倍の出力が取り出せないのではないかと
考えたためです。

特性がそろっていなくても、壊れることはないと思います。

Share on Facebook0Tweet about this on Twitter0Share on Google+0

読んでいただいたご感想やご質問など下のフォームから気軽にお寄せ下さい。
ヴィンテージオーディオ堂からもレスポンスを返します。

方法は簡単です。名前(ニックネーム)とコメントを入力し送信ボタンをクリックしていただくだけです。

コメントを残す