ガラスパネルの気泡の修理
マッキントッシュのフロントパネルは経年劣化により、剥離(気泡が入る)し易い状態になっているものが多いです
ガラスパネルの裏面は、黒くペイントされ、あるいは黒いフィルムが張り付けられていますが、経年により浮いてきます
ガラス裏面に少し触れるだけで、剥離する場合もあります
特にヘッドフォンジャックやつまみの周り、ガラスの端の部分から浮いてくることが多いように思います
剥離を修理したケースを紹介いたします
マッキントッシュ MC2105 ケース1
左右の両端の箇所に剥離が見られます
修復後の状態です。
見てもほとんど分からない状態に修復できました
マッキントッシュ MC2105 ケース2
ヘッドフォンジャック回りに剥離が見られます
修復後のヘッドフォンジャックの部分をクローズアップした写真です
こちらもきれいに修復できました
マッキントッシュ C26
プッシュボタンスイッチ回りに剥離が見られます
ベゼルで隠れる部分ですが、ベゼルで隠れきれない剥離の箇所がありましたので、
ベゼルを取り外した上で、気泡の修理を行いました
ガラスのエッジの部分は、剥離し易い箇所です
修復後の写真です
マッキントッシュ気泡の修理について
剥離の修復に使用する塗料は適切なものを選んでいます
修復にはフロントパネルの脱着が必要になります。またガラス周辺のパーツの取り外しが必要になる場合もあります
できれば、新品のフロントパネルに交換する方が良いのですが、新品のフロントパネルが入手不可の場合があります
剥離の修理は、アンプの修理あるいはオーバーホールのご依頼をいただく際に合わせてご依頼ください
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ガラスパネルの剥離の修理は状態にもよるとは思いますが、大体いくらかかりますか?
また、劣化パーツの交換などもいくらぐらいかかりますか