Candeias MODELO フォノイコライザー S端子
普段からお世話になっているお客様から、特別なご要望をいただきました
ヴィンテージオーディオ堂では、柔軟にお客様のご要望にお応えするよう努めています
フォノイコライザーアンプ実機をもとに回路を確認し、S端子の割り振りを調べてもらいたい、とのご依頼です
この製品は、現B.M.C.のオーナー(C.E.C.の開発エンジニアとして有名な)カルロス・カンダイアス氏が、90年代頃設立したCandeias Audio Engineeringとういうメーカー時代のMODELOというシリーズのフォノイコライザーです
入出力端子としては特殊なDIN端子が用いられており、4pinもDIN端子で日本では映像用に使われているS端子です。これをバランス接続の音声端子として使っていて、入力がS端子のみです
ホット、コールド、シールドがピン1、ピン2、ピン3、ピン4の何番に割り振られているかを知り、フォノケーブルをバランス伝送にしてS端子に接続したいとのご要望をお受けしました
フォノイコライザーアンプをお預かりし、アンプ側のピンの割り当てを確かめさせていただきました
また、フォノケーブルの作成についても、次の通りアドバイスさせていただきました
最近のアンプの平衡入力はXLRコネクタが使用されているが、このXLRプラグの代わりにS端子プラグを使用する要領でフォノケーブルを作成する。
ケーブル側では、2つの信号線が一緒にシールドされている場合は、シールド線をピン1に接続する。
もし、2つの信号線が別々にシールドされている場合は、ピン3の信号線のシールドをピン1に、ピン4の信号線のシールドをピン2に接続しておく。(シールド線をループさせないため)
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