マッキントッシュ アンプ

マッキントッシュ MA6900 STANDBY / ONのスイッチ

マッキントッシュMA6900をご購入いただいたお客様からご質問をお受けしました。

お客様からのお問い合わせ内容

(1)この機種は電源スイッチの横にSTANDBY / ONのスイッチがあります。
ギターアンプでもSTANDBYスイッチが付けられているものがありますが、こちらも同じような機能なのでしょうか?
(2)自分の所持しているスピーカーはインピーダンスが6Ωなのですが、アンプ側に接続する際は4Ωへの接続で良いのでしょうか?
(3)メインスイッチをOFFにすれば、大容量電解コンデンサーへの通電もSTOPするとの認識で宜しいでしょうか?また長持ちさせる秘訣等あれば、ご教示頂ければ幸いです。

こちらからの返信内容

(1)ギターアンプは管球式のものが多いようで、電源を入れた後、真空管が温まるまで信号を入れないようにするためにSTANDBYスイッチを設けているようです。
MA6900はトランジスタ式なので。メインの電源を入れた後、すぐにSTANDBY / ONをONにして問題ありません。
電源ON時のポップノイズを防ぐため、自動的にMUTEが働くと思います。(短時間MUTEランプが点灯する)

(2)6Ωのスピーカーは4Ωの端子に接続していただくのが良いと思います。

(3)POWER ON にすると大きなコンデンサー回路と電球回路以外は電気が入っている状態です。
STANBY状態からON にすることで リレーが入り電球、大きなコンデンサーと出力トランジスターに電気が入ります。

POWER ON にしておくと、突入電流による劣化を防ぎますが、電気が入っているので温度による劣化があるので、使用の度にPOWER ONとOFFをする方がいいのかは確かなことは言えませんが、
POWER ONの状態はSTANBY状態ですので、前面のプッシュボタンの設定を記憶しますし、リモコンを使えるので便利です。
通常は、POWER ONにしておいて、旅行などで長期間アンプを使わない場合は、POWER OFFにするといいかと思います。

日常の使用方法で気になることを書きます。
頻繁にSTANBY/ONスイッチを入れたり切ったりしない
アンプの通気を確保する(アンプの上にものをおかない、オーディオラックに収納する場合は、アンプの上部 左右は5cm~10cm程度スペースを確保する ラックは背面がオープンのものが好ましい
オーディオ周辺の掃除 アンプの通気により内部に少なからず塵が入る。埃としてたまると発熱、埃と湿気によりショートすることもあり得る
電源ON/OFF時にボリュームを下げておく
エアコンをつける前にアンプの電源を入れておいてアンプを温める アンプ内部の結露を避ける
サージ保護用のテーブルタップを用いる
電源電圧を安定させる 余裕を持った設計(+-10パーセント程度)になっているが、100Vを超えるとパーツの劣化を早める

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