マッキントッシュ アンプ

接点復活剤の影響

アンプのヴォリュームやスイッチにガリが出ることがあります。
年代物のマッキントッシュのアンプにも多く見受けられます

接点洗浄剤を噴きかけると一時的にガリが少なくなる、あるいはガリが取り除かれることがあります。
しかし、接点復活剤の使用はお勧めできません。

接点復活剤は金属に使用する目的の強い化学薬品です。金属部分を磨き、きれいに拭き取る分には良いと思います。
しかし、ボリュームやスイッチに吹き付けると接点復活剤が内部に残り、パーツ内部のカーボンが変質し、接点の表面が荒れます。
また、接点にカーボンが使われていないパーツの場合においても、残留した接点復活材が固まりパーツ内部に異物として残り、パーツ内部の接点を悪くします。
接点復活剤を噴きつけたことが原因で酷いガリや音切れが将来的に発生します。
過去に接点復活材が噴きつけられたヴォリュームパーツの内部の写真です。金属部の錆が酷く洗浄してもきれいになりません。

マッキントッシュ C26のヴォリュームの不具合

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